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日本ではナウゼリンなどの名前で販売されている、低副作用で安全性の高い制吐剤です。吐き気や嘔吐、食欲不振などに用います。 |
配送:REG(国際書留)
到着目安:受付より7-10日
モティリウム-M 1箱(30錠) |
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モティリウム-M 2箱(60錠) |
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モティリウム-M 3箱(90錠) |
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モティリウム-M(吐き気止め) 特徴
モティリウムは、ドンペリドンを有効成分とした制吐薬、消化器機能改善薬です。日本では、同じドンペリドンを有効成分とした協和発酵キリン株式会社のナウゼリンが一般的に知られています。
吐き気や嘔吐、胃運動の低下は体内にあるド−パミンという物質の活性化によって引き起こされます。ドンペリドンはこのド−パミンによって分泌が抑制されているプロラクチン(PRL)と呼ばれるホルモンの分泌を促進し、逆にド−パミンを抑制することによることによって吐き気を抑え、胃運動を改善させます。
このようなド−パミン拮抗薬として使用される有効成分には、ドンペリドンのほかにもメトクロプラミドやプロクラルペラジンが挙げられますが、ドンペリドンは血液と脳の組織液の中の物質交換を制限する血液脳関門を通過しにくいために中枢神経へは移行しにくいのが特長です。そのため副作用が起きにくく、安全性が高いとされています。
モティリウム-M(吐き気止め) 用法用量
- [成人]
- 通常、ドンペリドンとして1回10mg(1錠)を1日3回食前に経口服用する。ただし、レボドパ製剤服用時にはドンペリドンとして1回5〜10mgを1日3回食前に経口服用する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
- [小児]
- 通常、ドンペリドンとして1日1.0〜2.0mg/kgを1日3回食前に分けて経口服用する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。ただし、1日服用量はドンペリドンとして30mg(3錠)を超えないこと。また、6才以上の場合はドンペリドンとして1日最高用量は1.0mg/kgを限度とすること。
モティリウム-M(吐き気止め) 副作用
まれにホルモンの乱れによる生理不順や乳汁分泌もみられます。
それほど心配ないのですが、早めに受診し医師と相談してください。
●重い副作用 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
- [ショック、アナフィラキシー様症状]
- 気持ちが悪い、冷汗、顔面蒼白、手足の冷え・しびれ、じんま疹、全身発赤、顔や喉の腫れ、息苦しい、めまい、血圧低下、目の前が暗くなり意識が薄れる。
- [錐体外路症状]
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指や手足のふるえ、体のこわばり・つっぱり、ひきつけ、よだれが多い、目の異常運動(正面を向かない、上転)、舌のもつれ、じっとできない、そわそわ感、無表情、うまく歩けない。
- [意識障害、けいれん]
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意識の乱れ、筋肉のぴくつき、筋肉の硬直、手足けいれん、全身けいれん。
- [肝臓の重い症状]
- だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が褐色。
- ●その他
- 腹痛、下痢 眠気、めまい感 生理不順、乳汁が出る、男性の乳房がふくらむ
モティリウム-M 一般的注意
- ドーパミンに過敏症の方、肝障害、プロラクチン産生腫瘍の方、消化管出血、穿孔および機能障害があり胃腸器官の運動促進が悪影響を及ぼす場合にはモティリウムの服用は避けてください。
- 妊婦および妊娠している可能性のある方、授乳中の方はモティリウムを服用しないでください。
- ラクトーゼ不耐症、ガラクトース血症、グルコース・ガラクトース吸収不良症の方、腎不全の方がモティリウムを服用する場合には必ず医師の指示に従うようにしてください。
- 子供は血液脳関門が完全に発達していないため、副作用が現れやすい傾向があります。モティリウムの服用前に医師と相談し、服用量をきちんと守るようにしてください。
<注意!>この医薬品は国内では医師の処方が必要な要指示薬です。
上記薬品の説明文は各製品の販売国においての説明書記載内容(英文)を要約したもので、用法用量などが日本国内の医師・薬剤師の指示とは異なる場合があります。従って輸入医薬品の使用にあたっては、ご自身の責任において参考までとしていただき、
詳しくは担当医または薬剤師にご相談下さいますようお願い致します。当社ではいかなる責任も負いかねますことをご了解ください。